株式会社GCAP

Gordius Consulting & Partners Inc.

Column

事業再生~成功の7ステップ~

小さな会社の社外参謀、事業再生プロデューサーの橋本正裕です。

従業員30人以下の中小企業で、事業計画書を策定している企業の割合は7%前後といわれています。
これは、計画なき経営、つまり、「成り行き経営」「ドンブリ経営」そのものです。
車の運転で例えるならば、真っ暗闇の中を、ライト無しで道路状態も、行先もわからない状況で車を走らせている無謀運転です。

そうすると、どうなるでしょうか?

そう、大事故を引き起こすことになります。
事業経営でいえば、最悪は倒産に至ることになります。
では、どうすれば事業経営を上手く再生できるようになるでしょうか?事故を起こさない運転ができるのでしょうか?
結論はPDCAを回すことです。計画を作成し、実行し、検証・修正し、再度実行することです。

なぜなら、計画を立て、イメージできる理想状態に向かって、愚直な実践で階段を一歩一歩上った先に事業再生の実現と明るい未来の経営が待っているからです
車の運転を引合いに出せば、目的地が明確、道路状態、道順や到着時間もしっかり把握していますから、適切なスピードで安全運転が可能になるといえます。

具体的手法として、成功の7ステップを参考にして下さい。

①ビジョン(理想の状態)の作成。登山でいえば富士山登頂です。
②正確な現状の把握。人、物(設備等)、金、情報、ノウハウの視点から また、商品・サービス、顧客、財務、人事・労務の視点からです。

この①-②=会社が抱えている課題・問題です。理想と現状の隔たりを炙り出します。

③ビジョン到達のための適切な期限を設定。半年後、1年後とか。
④定期的な確認。毎週・毎月の進捗状況の報告・連絡・相談や会議開催など。
⑤到達手段の明確化。手段は無数にあるといえます。商品・サービスの開発や顧客のランク付けを行い付加的サービス(えこひいき)よる優良顧客の囲い込みなど。
⑥目的・目標の設定。定性的な行動目標、定量的な数値目標です。
⑦強い動機。「これをやる意味付け」をしっかり持つことで、自分の心の中で腑に落ち「自分事」にします。すると、やる気や情熱が高まり、行動に移します。

経営数字を起点とした計画を立て、理想に向かって愚直な行動を積み重ねる先に事業経営は必ず蘇ります。
もう、キリがかかった状態で、心と頭がモヤモヤのストレスを抱えた経営から脱皮できることでしょう。経営数字を起点として、今の経営状態を正確に把握でき、適切なジャッジができる計画的経営ができる状態になります。

ただし、ここで、考えてほしいことがあるのです。

従業員30人以下の経営者にお聞きした経緯をまとめると、経営者の頭の中は「お金と人の悩みで75%程度が占められている」状態です。
残りの25%のキャパシティで経営の舵取りをしていることになります。
お金と人の悩み、多くの経営者はこの2つのことに苦手意識を持って、ストレスを抱えているのが現状です。75%のストレスで押しつぶされて好きなことができない状態です。
このストレスから解放できて、本業である経営の舵取りに専念できたらいいと思いませんか?

75%のストレスが25%に減ったら、本業に使えるエネルギーが3倍に増えます。

1ケ月で3ケ月分が考えられるようになります。前向きに活き活きして本業に専念できますから、当然、業績も向上します。

社長お一人で試行錯誤しながらやるのと、私たち専門家と二人三脚でやるのと、どちらを選びますか?
社長の不安要素を最小化して、本業に集中できるようにサポートするのが、私たちの使命であり、役割であります。
社長と二人三脚で、社長の抱える「お金の流れが漠然として理解できないストレス」を解決いたします。お金の流れを「見える化」します。
また、社長と社員の立場の違いからくる「危機感のズレ」このストレスを最小限に抑える社員向け研修を、第三者的立場から社長に代わってお伝えします。
社長は本業に専念できます。また、社員は社長の立場と経営を自分事と理解することで、全員参加型経営に生まれ変わることができます。

私たち専門家がパートナーとして、社長と二人三脚で事業再生と、その後の全員参加型経営をサポートいたします。

一人で悩むのはもうやめましょう。私たちがいます。私たちがパートナーとして社長に寄り添いながら二人三脚で、業績改善・向上のサポートをいたします。

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