窮境状態に陥っている企業の殆どは「営業赤字」に陥っています。「売上―原価―経費」といった、いわゆる「本業」で利益が出せない状況に陥ってしまっており、その結果、支払のための借入や支払いの遅延といった状況となり、窮境してしまっているのです。
弊社では、着手時に3年から5年分(場合により10年分)の会計資料(決算書、試算表、総勘定元帳、会計データ等)をご提供いただき、徹底して企業の利益の源泉をモデル化します。
そのうえで「実行可能なアクションプランの階段」を、数値とともに作成し、企業様と一緒になって実行していきます。
また、企業が窮境する大きな原因のひとつに、「経営者自身の問題」も存在します。弊社では計画作成・実行までに数十時間を経営者様と過ごし、数度の面談を行って、経営者様のスクリーニングを行います。
その中で経営者様との信頼関係を築き、意見をし、理解を得たうえで再生に着手します。
特に、窮境企業の経営者は自分にとって都合がわるい相手(金融機関、債権者、税務署や年金事務所等)を知らず知らず敵視し、避けてしまう傾向にあります。しかし、「敵を知り己を知れば百戦危うからず」、相手の気持になって考え、徹底して自社を分析したうえで対話し、理解を得ることで、待つべきものは待ってもらい、払うべきものは支払い、再生に協力していただきます。
経営内部にも問題が多いことは言うまでもありません。売上重視の営業や原価意識、キャッシュ・フロー意識の乏しさから、自分がどこにいて、何に苦しんでいるのかすらもわからなくなってしまっていることも散見されます。
弊社では徹底して会計データを調査・比較・シミュレーションし、また、会計手法の見直しや指導も含め、数値から理論的に再生案を導きます。
経営者には大きなリスクと責任が伴います。弊社では複数のコンサルタントがヒアリング~計画策定/実行まで担当し、経営者と一歩ずつ共に再生を行います。